若山牧水が生まれ、
短歌を詠む心を育てた
美しい日向。
素朴な大自然に恵まれた
この土地には、
思わず一首詠みたくなるような、
景色や体験があふれています。
あなたもぜひ、
日向を巡りながら短歌を詠む、
そんな新しい旅の形を
体験してみませんか。
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若⼭牧⽔を育てた東郷
旅と⾃然を愛した歌⼈、若⼭牧⽔。東郷地域には今でも牧⽔の⽣家が残されています。 ⽬の前に広がる尾鈴の⼭並みとすぐそばを流れる坪⾕川。「川に育てられた⼦ども」と⾔われるぐらい、牧⽔は泳ぎや鮎釣りが好きでした。すぐ近くの牧⽔公園には、若⼭牧⽔記念⽂学館やキャンプ場、春には3万本のつつじ、夏になると開かれる河川プールなどがあり、いろいろな楽しみ⽅ができます。
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美しい町並みと神話が続く美々津
歴史あるたたずまいを残す港町。海の交易の拠点としてかつては廻船問屋が栄え、現在、その町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。さらにさかのぼると神武天皇のお⾈出の地という伝説も持ち、今でもその神話にちなんだ「おきよ祭り」が開催されています。幼い牧⽔が初めて海を⾒て、⽣涯忘れられない衝撃を受けたのも、⽿川から美々津へ⾈でくだった時だそうです。
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4km広がる⽩浜お倉ヶ浜
おだやかな海からのぼる朝⽇を、ゆったりと浴びることができるお倉ヶ浜。全⻑4㎞にわたって美しい砂浜が広がり、⽇本の渚百選にも選ばれています。サーフィンの聖地としても全国に知られ、朝早くから波待ちをするサーファーの姿が点在しています。この海で早朝と⼣⽅、サーフィンをしたくて移住する⼈も増えています。 ⽇向には他にも伊勢ヶ浜や⾦ヶ浜などの海の名所があります。
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⽇本⼀の柱状節理⾺ヶ背の断崖絶壁
⾺ヶ背にある⽇本最⼤級の柱状節理。約1500万年前の⽕⼭噴⽕と太平洋の荒波によって作り出された⾼さ70mにもおよぶ断崖絶壁を⾒おろすと、⾜がすくんで⽴っていられないほどの迫⼒。この⼀帯に広がっている⽇向岬の柱状節理は、国の天然記念物に指定されています。また、海から⾒たときに岬全体の形が⾺の背中に似ていることから「⾺ヶ背」と呼ばれるようになりました。
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太平洋が⾒渡せる絶景⽇向岬展望台
⾺ヶ背の先端にある、海と空と⼤地が交わる⼩さな展望台。⽬の前にはさえぎるものが何もなく、パノラマに広がる太平洋が⼀望できる場所です。丸い地球が⽣み出した絶景を、深呼吸して味わってください。このあたり⼀帯は⽇豊海岸国定公園の南端に位置するリアス海岸で、全⻑は約5㎞ほど。周辺には遊歩道が巡らされ、のんびりと散策が楽しめます。⽇向を代表する観光地です。
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古代からのパワースポット⼤御神社
⽇向灘を⾒渡せる海ぎわにある、宮崎でも指折りのパワースポット。天孫降臨のゆかりがあり、祭神は天照⼤御神です。⽇本最⼤級のさざれ⽯や、⻲の⽯、⿓の卵なども祀られており、柱状岩の上に建つ社殿は幻想的。時空を超えて神話の時代にタイムスリップした気分になれます。国登録有形⽂化財で、5000年以上前の縄⽂時代の⼈々が⿓神信仰をしていた、という古代遺跡でもあります。
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岩窟の中の⻯宮鵜⼾神社
⼤御神社のすぐとなり、切り⽴った岩場の中にあリます。⼈ひとりがとおれる岩肌沿いの細い階段を降りて、岩窟の奥の⾚い⿃居をくぐって御詣りしたあと、波が寄せる祠の中から海の⽅を⾒てみてください。天に向かって⽩い⿓が昇っていることでしょう。この神社が⻯宮とも呼ばれる由縁です。この地には5000年前から⿓の卵があるだけでなく、⿓が住んでいると伝えられてきました。
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幻の柑橘へべす
⽣産量が少ないことから幻の果実と⾔われてきた⽇向市発祥の柑橘。⽪がうすく、種が少なく、果汁が多いのが特徴で、さわやかな⾹りとまろやかな酸味が愛されてきました。地元の⼈は焼酎やビールなどにたっぷり⼊れて楽しんでいます。同じく⽇向名物のなめらかでクリーミーな細島いわがきにぎゅっとしぼっても最⾼です。いわがきは細島湾内ですべて⼿作業で⼤切に育てられています。
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若山牧水が育った清流坪谷川のほとりにある生家と牧水公園内にある若山牧水記念文学館です。生家には牧水が父と酒を酌み交わしたいろりや牧水が生まれた縁側などが残っており、文学館には牧水の歌人としてのルーツや貴重な資料等が展示されています。
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大自然に泊まれる牧⽔公園
記念館に隣接する大自然に囲まれた広大な公園です。コテージやキャンプ場、テニスコートがあり、夏には河川プールが楽しめます。
世界であなただけのガイドブック
あなたの短歌で完成する
世界でひとつだけのヒュー!
日向ガイドブック
高妍さんの美しい イラストを
楽しみながら、
名所ごとに
短歌を書き込めるようになっており、
あなただけの旅の思い出を
作ることができます。